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明治時代の地図を利用して地盤をチェック

地方であれば今でも田畑が広がる地域があります。
今都市部や住宅地のところもその多くはかつて田畑だったのでしょう。
田畑にするにはそれなりに耕しやすくなくてはなりませんし、逆に田畑に向かない所では田畑は作られません。
そのことから昔の地図を利用して不動産取得に役立てる考えが出てきています。
明治時代に迅速地図と呼ばれる地図が作られました。
こちらには水や芦等の文字を見ることができます。
水は水田を意味し芦は湿地を意味します。
もし購入したい不動産が古地図上水や芦が書かれているところだとすると少し考えないといけないでしょう。
他の土地と同じように建てると地震などに弱くなる可能性があります。
日本には水田や湿地がそれなりにあったので、水や芦と書かれていないところを探す方が難しい時もあります。
ただ事前に知っておけば地盤改良などの対策を取れます。
不動産業者もそれらの情報を得ているときがあり、土地の価格にも影響するときがあります。
駅前なのに安いなら水分に対する問題のためかもしれません。

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